オオツルギ 2
                         COPYRIGHT (C) 2016 MAKOTO

ゲームの内容

     全方位から攻撃してくる敵を、ショットとソードで破壊しつつ進む、シューティングゲームです。



動作環境

Windows XP 以降の OS が動作する環境。
Direct X9 以上がインストールされており、
Direct X9 に対応したグラフィックボードが搭載されていること(内臓グラフィックでも可)。

※お使いの環境によっては、「エラー 38」という表示が出て終了してしまう場合があります。
 その場合以下のサイトより、“DirectX エンドユーザー ランタイム”をインストールして下さい。
 https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=35
 (アドレスは変更される可能性がありますので、
  その場合は“DirectX エンドユーザー ランタイム” で検索してみてください)


インストール・アンインストール方法

・インストール
任意の場所にフォルダを作成し、解凍された全てのファイルを入れて下さい。
ootsurugi2.exe を実行するとゲームが始まります。

・アンインストール
インストール時に作成したフォルダおよびファイルを削除して下さい。
レジストリは使用していません。


操作方法

キー                 : 初期設定 : プレイ中                   : メニュー
-------------------------------------------------------------------------------
↑↓ ←→            :          : 機体移動                   : 項目の移動・変更
A (ショット)ボタン   : Z        : ショット発射・スイング攻撃 : 決定
B (ソード)ボタン     : X        : ソード攻撃                 : キャンセル
C (移動モード)ボタン : C        : 移動モードの切り替え
ポーズボタン         : V        : ゲームの一時停止・再開
ESC キー             :          : ゲームの一時停止(メニュー表示)

ゲーム一時停止中

A ボタンまたは ESC キーを押すと、中断メニューを表示します。

RESUME GAME     : ゲームを再開します
OPTION MENU     : オプション画面を開きます
RETURN TO TITLE : ゲームを中止してタイトルに戻ります

↑↓キーでカーソルを移動し A ボタンで決定します。

ポーズボタンを押すと、カーソルの位置に関係なくゲームを再開します。


起動画面


ootsurugi2.exe を実行すると起動画面が表示されます。
ここで、スクリーンモードを選択し "START" を押すとゲームが始まります。
説明書(現在読んでいるファイル)を開くこともできます。

なお、初回起動時は“説明書を読む”ボタンだけが表示されます。


タイトル画面


START
ゲームを開始します。

ゲームレベルと、開始ステージの選択画面(到達したステージまで)が表示されるので
それぞれを選択するとゲームが始まります。

RANKING
10 位までのハイスコアとネームが表示されます。

OPTION
各種設定を変更します。

QUIT
ゲームを終了します。


OPTION 画面


各種設定を変更します。
↑↓キー(スティック上下)でカーソルを移動し
←→キー(スティック左右)で項目を変更します。

BGM VOL/SE VOL
BGM と SE の音量を調節します。

SHOW FPS
フレームレートの表示を切り替えます。

BUTTON
キーボードとジョイスティックのボタンの設定を変更します。
それぞれのボタンの項目にカーソルを移動し、使用するキー(ボタン)を押してください。

RETURN
タイトルに戻ります。


コンティニュー画面

プレイ中自機が破壊され、残機が残っていない場合コンティニュー画面が表示されます。
カウントダウンが終わるまでに A ボタンを押すと、
スコア・残機が初期化され、そこからゲームが再開されます。

B ボタンを押すと、カウントダウンを早く進めることができます。


ネームエントリー画面


ゲームオーバー後スコアが ベスト 10 に入っていた場合は、ネームエントリー画面に移ります。

←→で文字を選択し、A ボタンで決定します。
B ボタンを押すと 1 文字戻ります。
8 文字目を決定すると、ネームが確定されます。


ゲーム画面

ゲームシステム

ゲーム内容

次々に現れる敵を撃破し、ステージの最後に待ち構えるボスを倒すと次のステージに進みます。

自機にはシールドが装備されており、2 回までは攻撃に耐えることができます。
シールドの状態は、自機の周囲に表示される円の色であらわされます。
残機が無くなればゲームオーバーです。

スコアが 10 万点を超えるごとに自機は一機増えます。


移動モード

自機には 2 種類の移動方法があり、プレイ中いつでも C(移動モード)ボタンで切り替えることができます。

回転移動モード


画面中心を軸に回転して移動するモードです。
円の内側が移動範囲です。
横方向の移動(回転)速度は、中央に行くほど早くなります。

←→ : 円に沿って回転
↑↓ : 外周から中央まで移動


直線移動モード


その時の画面の向きで前後左右に移動します。
四角の内側が移動範囲です。
直線移動モードから回転移動モードへの切り替え時には、
自機が手前に来る角度に画面が回転します。

←→↑↓ : それぞれの方向に移動


攻撃

自機はショットとソードの 2 種類の攻撃を使って戦います。
ソードは射程距離が短いですがショットより大きなダメージを与えることができます。
また、一部の敵弾を打ち消すことができます。
更に、ソードで敵を倒すと得点が 2 倍になります。

ショット攻撃


A(ショット)ボタンを押しっぱなしにすると、自機前方にショットが発射されます。

スイング攻撃


A(ショット)ボタンを押してすぐに離すと、剣を前方に振り下ろし攻撃します。
ボタンを連打することで連続で攻撃できます。

ターン攻撃


B(ソード)ボタンを押してすぐに離すと、剣を振り回し広い範囲を攻撃できます。
その際、赤い敵弾を打ち消すことができます。

ダイブ攻撃


B(ソード)ボタンをしばらく押しっぱなしにすると、
効果音とともに剣を前方に突き出し羽を広げた状態になります。
その状態でボタンを離すと、前方に飛び出す攻撃をします。
攻撃の発動中は、無敵状態で青い敵弾も打ち消します。
ただし攻撃終了後、硬直時間が一瞬あるので、使うタイミングには注意が必要です。


自機タイプ

 
アイテムキャリアー     パワーユニット

ステージ中に出現するアイテムキャリアーを破壊すると、パワーユニットが出現します。
パワーユニットは、色を 4 種類に変えながらしばらく画面内にとどまります。
それを取ることにより、自機は各色に対応した 4 タイプに変化します。
攻撃方法はそれぞれのタイプにより違います。
ただし、スイング攻撃は全タイプ共通です。

タイプ光(黄)


ゲーム開始時の形態です。
平均的な攻撃方法を持っています。
移動速度は 4 タイプ中一番早いです。

タイプ炎(赤)


一点集中型の攻撃をします。
前後には強いですが、横からの攻撃に弱いです。
移動速度は 2 番目。

タイプ氷(青)


横に広い攻撃をします。
ダイブ攻撃の際はゆっくりですが移動できます。
移動速度は一番遅いです。

タイプ風(緑)


自機の横移動によって攻撃方向を調節することができます。
ダイブ攻撃の際も←→で移動方向を変えることができます。
移動速度は 3 番目。

シールドの回復

パワーユニットを取ることにより、自機のシールドを一段階回復させることもできます。
回復の条件は、ゲームレベルによって違います。

EASY  : パワーユニットを取ることにより無条件で回復
NORML : 現在の自機タイプと同じ色の時に取ることにより回復
HARD  : パワーユニットを取ってもシールドは回復しません


テクニック

ゲームを攻略する上で、知っておくと役立つテクニックをいくつか公開。

180 度ターン

普通に回転するより素早く 180 度回転するテクニック。

1.回転移動モードから直線移動モードに切り替えます

2.真っ直ぐ画面上部まで移動します

3.再び回転移動モードに切り替えると 180 度向きを変えられます
  同じ要領で、90度回転もできます

角度リセット

画面の角度を、基準の角度(主に進行方向)にリセットする方法。

1.回転移動モードで、中央まで移動します

2.直線移動モードに切り替えます

3.そのまま動かずに、再び回転移動モードへ切り替えると角度がリセットされます


設定・ランキングの初期化について

オプション設定やランキングを初期化したい場合は、
ゲームが起動していない状態で、
"DATA" フォルダ内の各ファイルを削除することで初期化できます。

オプション設定を初期化したい場合 → OPTION.dat
ランキングを初期化したい場合   → RANK.dat


プレイ動画の公開について

このゲームのプレイ動画をインターネット上の動画投稿サイト等で公開することについて、
特に制限はありません。


クレジット

開発言語

このソフトは、Hot Soup Processor ver3.4 によって作成されています。
HSP : Hot Soup Processor ver3.4 / onion software 1997-(c) 
http://hsp.tv/

OggVorvis形式のファイルデコードに以下のライブラリを使用しています
libvorbis : Copyright (c) 2002-2004 Xiph.org Foundation

使用素材

このゲームの作成にあたり、こちらのサイトの素材を利用させていただきました。

タイトルロゴ作成
CoolText
http://ja.cooltext.com/

画像
写真素材 足成
http://www.ashinari.com/

効果音
ザ・マッチメイカァズ2nd
http://osabisi.sakura.ne.jp/m2/

音楽
DOVA-SYNDROME
http://dova-s.jp/

"the second break"                 written by ISAo.
http://dova-s.jp/bgm/play2960.html

"攻防戦"                           written by サクタキョウスケ
http://dova-s.jp/bgm/play4109.html

"WASTE"                            written by soundorbis
http://dova-s.jp/bgm/play4178.html

"Emergency"                        written by サクタキョウスケ
http://dova-s.jp/bgm/play4859.html

"Will you still cry?"              written by まんぼう二等兵
http://dova-s.jp/bgm/play5077.html

"行軍"                             written by まんぼう二等兵
http://dova-s.jp/bgm/play4325.html

"The Guardian"                     written by 魔界Symphony
http://dova-s.jp/bgm/play5123.html

"Blackness"                        written by taron
http://dova-s.jp/bgm/play4039.html

"追跡者"                           written by まんぼう二等兵
http://dova-s.jp/bgm/play5177.html

"Goodbye, Until We Meet Again"     written by brightwaltz
http://dova-s.jp/bgm/play2272.html

PeriTune
http://peritune.com/

"Raid2"
http://peritune.com/raid2/


連絡先

作者サイト“マコトの間”  http://www.geocities.jp/room_makoto/
     メールアドレス  makoto_jbs@yahoo.co.jp


オオツルギ譚

・かつてこの地には、栄華を誇った文明があった。

 科学と魔法の力を併せ持ったその文明は、
 魔力によって動く動力装置「魔導機関」の発明により大いに発展した。

 だがそれが兵器に使われるのに長い時間はかからなかった。
 兵器の発達は、より大規模な戦争を引き起こす原動力ともなった。

 各国は次々と強力な兵器を開発し、世界の覇権を争うようになっていった。


・そんな中、ある小国の魔導士が己の野望を実現するため、禁断の装置を作り上げた。
 後に、「魔結晶」と呼ばれるその金色に輝く装置は、
 生物・機械を問わず対象を使用者の意のままに操ることができるというものであった。

 魔導士は魔結晶を使い自らが仕える王国の王を操った。
 聡明だった王は暴君となり、圧政を敷き、重税を課し、ついには隣国への侵攻を開始した。


・この事態に対し、王の急変の裏に魔導士が関わっていることを察知した王国の賢者は、
 自ら選び出した勇者と共に魔導士を追い詰めていった。

 激しい戦いの末、魔導士は勇者とその仲間たちによって打ち倒された。
 だが、魔導士は死の直前その邪悪な意思を魔結晶に乗り移らせた。
 そして、魔結晶は何処ともなく飛び去ってしまった。


・数日後、魔結晶はとある国の巨大工場をその支配下に置いていた。
 そこで自らが操る兵器を大量に生産していった。
 やがてその兵器による周辺諸国への侵攻が始まった。

 各国はそれに対抗したが、魔結晶の力により各国の兵器は操られ次々と敗北を喫した。


・そこで賢者は、太古より伝わる魔法の剣と宙を舞うための翼、
 そして、それを制御するコアを組み合わせた魔導兵器「オオツルギ」を作り出した。
 しかし、魔結晶に対抗するためには決して操られることのない「強い意志」が必要だった。
 
 そこに名乗りを上げたのは、魔導士を倒した勇者だった。
 彼は肉体を捨て、その強い意志のみをオオツルギの制御コアの奥深くに封じ込めたのだ。


・賢者は物言わぬ兵器となったかつての勇者に話しかけた。
 「準備はできたようだね」
 「すでに君には人としての意識は残っていないかもしれない
  だが、これだけは言わせてほしい」
 「君の旅が無事に終わることを願っている、
  そして、またいつか君に出会えることを・・・」


・勇者の魂を乗せたオオツルギは天高く飛び立った。
 二度と帰ることのない旅へ・・・。