11.イベントの作成
マップに続き、メインの作業となるイベント作成です。
左のリストはそのマップのイベントの一覧です。
8桁の数字はイベントのIDで、イベントを操作するコマンド等で利用します。
また、イベントは、リストから別イベントを選んだり、
イベントウィンドウを閉じることで自動で保存します。

イベント作成では、次の設定をします。
(1)イベント名
後から見たときに分かりやすい名前を付けます。
重複しても構いません。
(2)外見
枠内をクリックすることでキャラ画像を選択できます。
(3)存在フラグ
フラグが立っていれば存在しているイベントとなります。
逆に言えば、フラグが立っていなければ非存在扱いとなります。
(4)非存在フラグ
(3)とは逆にフラグが立っていれば非存在、立っていなければ存在となります。
ちなみに、私は存在フラグが立っていても、非存在フラグも同時に立っていれば
非存在として扱っています。
(5)移動タイプ
「4.イベント基礎項目」で設定した移動タイプから選べます。
なお、設定ボタンでカスタム移動が設定できます。
(6)移動頻度、移動速度
同様に「4.イベント基礎項目」で設定した移動タイプから選べます。
(7)すり抜け
マップの障害物や主人公、他イベントをすり抜けるかの設定です。
(8)移動しても向きを変えない
移動しても向きを変えたくないときにチェックします。
例えば天に昇る魂などを表現するときに使用します。
(9)アニメ速度
「4.イベント基礎項目」で設定した移動タイプから選べます。
(10)開始タイプ
同様に「4.イベント基礎項目」で設定した移動タイプから選べます。
(11)使用アイテム
イベント発動条件として、アイテムを使ったら発動させるときのアイテムを選びます。
ここで表示されるアイテムは、「9.使用テーブル」で選択したテーブルのデータとなります。
(12)チェックしても振り向かない
話しかけても振り向かせたくない場合にチェックします。
例えば、寝ている人や金縛りにあっている人などに使用します。
(13)拡張範囲に向きは反映しない
イベントと認識させる範囲を拡張した場合において、イベントの向きを考慮しない場合にチェックします。
イベントが前を向こうが左を向こうが、拡張範囲の上下左右はそのままにしておきたいときに使用します。
(14)左、上、右、下
拡張範囲を指定します。
拡張範囲とは、本来のイベントのサイズを超えて、接触判定やチェック判定をしたいときに使用します。
例えば、敷地に不法侵入されないか見張っているときなどに使用します。
(15)コマンド
「5.イベントコマンド定義」で設定したコマンドをイベントに付加していきます。
これがイベント作成の肝となります。
(16)その他
左下のボタンで、削除、コピー、貼付ができます。
なお、ジャンプは、選択イベントの位置にマップの表示範囲を移動させることができます。