13.作成したデータの使い方
作成したデータは、フォルダ「cheese2module」に同梱している「cheese2module.as」を利用して使います。
なお、同フォルダにHSPのヘルプ用ファイルもありますので、パラメータ等の詳細はヘルプファイルをご参照ください。
(1)基礎事項
このモジュールで使用する言葉の定義は次のとおりです。
@ レコードID・・・・・・データベースのレコード固有のID
一旦付加されると変わることも重複することもない番号
A レコードINDEX・・・データベースのレコード順の番号
レコード順を変えたり削除・挿入すると変わってしまう番号
(2)モジュール使用の流れ
@ 初期化
このモジュールを使うときは、必ず事前に「chInit」命令で初期化しなければなりません。
このとき、特に「マップファイルの最大サイズ」と「1マップ当たりの最大イベント数」には注意してください。
ここで実際の最大値未満を指定するとエラーの原因となります。
どちらも余裕をもって指定しておけば良いでしょう。
A マップの読込
「chMapLoad」命令で、マップファイルを読み込みます。
このとき、イベントデータとエンカウントデータも同時に読み込みます。
B マップ情報の取得
「chMapInfo」関数でマップに係る各種情報を取得します。
マップサイズやチップファイル名、イベント数など16種の情報があります。
C チップの読込
マップを読み込んだ後、TipFile = chMapInfo(4) の様にしてチップファイル名を取得します。
そのファイル名を使用し、「chTipLoad」命令でチップを読み込みます。
D チップ情報の取得
「chTipInfo」関数で、チップサイズ等の情報を取得します。
また、「chTipPrm」関数で、「7.チップの設定」で設定したパラメータを取得できます。
E マップの描画
「chMap」関数で指定座標のマップチップ番号を取得し、
「Dチップ情報の取得」と合わせてマップを描きます。
F イベント関連
「chEvSel」命令で、情報を取得したいイベントINDEXを指定します。
「chEvInfo」関数で必要な情報を取得し、
カスタム移動データを取得するなら「chEvMov」関数を、
コマンドデータを取得するなら「chEvCom」関数を使用します。