保存・読み込み

保存

和楽一筋では、作成した楽譜を独自形式(wgkファイル)で保存し、
読み込むことができます。

保存しないままソフトを終了させてしまうと、せっかく作った楽譜が
消えてしまいます。
楽譜はこまめに保存するよう心がけましょう

新たに保存するには、まずウィンドウ上部の「ファイル」メニューを開き、
「名前を付けて保存」をクリックします。
ファイル名を入力し、保存場所を設定してから「保存」ボタンを押します。
これで保存できます。
また、既に保存してあるファイルに上書き保存する場合は、
「上書き保存」をクリックします。

読み込み

ファイルから楽譜を読み込み、作業を再開できます。

ウィンドウ上部の「ファイル」メニューを開き、「開く」をクリックします。
ファイルの保存場所を表示して、目的のファイルをクリックし、
「開く」ボタンを押します。
これで読み込みができます。

画像の保存

作成した楽譜を清書し、ビットマップ画像に保存することができます。
きれいに印刷できるよう、大きめの解像度で保存されます。
画像から和楽一筋の楽譜データを読み取ることはできないので、注意してください。

ウィンドウ上部の「ファイル」メニューを開き、「画像形式で保存」をクリックします。
保存したい譜面を選び、「実行」ボタンを押します。
保存する画像のファイル名を入力し、保存場所を設定してから「保存」ボタンを押します。
自動的に清書され、保存されます。
尺八や箏など本来縦書きの楽譜は、きちんと縦書きに清書されます。
楽譜が長く、複数ファイルに及ぶ場合は、ファイル名の末尾に「○○-1.bmp」というように
番号が自動的に付けられます。

MIDIファイルの読み込み

MIDI(ミディ、Musical Instrument Digital Interface、電子楽器デジタルインタフェース)は、
電子楽器の演奏データを機器間でデジタル転送するための世界共通規格です。
和楽一筋でも、楽譜をMIDI形式で読み込み・保存できます。

MIDIファイルを読み込んで和楽器譜を作る場合は、以下の様な手順になります。

事前に他のシーケンサーソフト(自動演奏ソフト)等を用いてMIDIファイルの中身を確認し、
どのトラックを読み込むかを確認します。
ウィンドウ上部の「ファイル」メニューを開き、「MIDIファイルを開く」をクリックします。
ファイルの保存場所を表示して、目的のファイルをクリックし、
「開く」ボタンを押します。
読み込みたいトラックを選択して、「確定」ボタンを押します。
どの範囲のオクターブを読み込むかを選択して、「実行」ボタンを押します。
指定したトラックが西洋譜として読み込まれます。
これを和楽器譜に変換し、演奏し易い様に修正し、奏法記号などを追加すれば出来上がりです。

<MIDIファイルの読み込みに関する注意>

MIDIファイルには、フォーマット0・1・2の種類があります。
フォーマット0のファイルを読み込んだ場合、各チャンネルがそれぞれ
別の譜面として区別されます。
フォーマット1のファイルを読み込んだ場合、各トラックがそれぞれ
別の譜面として区別されます。チャンネルの区別は行われません。
フォーマット2のファイルは、読み込めません。

テンポ・拍子・楽器の種類・ベロシティ・ピッチベンド等の情報は読み込まれません。

ドラムパートは扱えません。

和楽一筋は和楽器譜の仕様に合わせて製作しているため、3オクターブ分しか
扱うことができません。
指定したオクターブの範囲外の音符は、読み込まれません。

MIDIファイルの保存

譜面全てをまとめてMIDIファイルとして保存できます。
作成したMIDIファイルは、他のシーケンサーソフトや音楽再生ソフトなどで
読み込むことができます。

ウィンドウ上部の「ファイル」メニューを開き、「MIDI形式で保存」をクリックします。
ファイル名を入力し、保存場所を設定してから「保存」ボタンを押します。
これで保存できます。

自動保存

和楽一筋では、万が一ソフトが異常終了してしまった場合に備えて、
楽譜を自動的に保存する機能があります。
楽譜に変更が加えられるたびに「autosave.wgk」というファイルに保存され、
ソフトの起動時にこのファイルを用いて作業を再開することができます。

初期設定ではこの機能は有効になっています。
不要な場合は、「ソフトウェア設定」で無効にできます。


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