【作品名】 R_Try 【バージョン】 Ver1.5 【作品概要】 OBAQのコリジョン機能を利用したラジコン操作のタイムトライアルゲームです。 物理エンジンとしての機能はほぼ使っていませんが(汗) 【ルール】 ・自機を操作してオレンジ色のターゲットを10個ゲットするまでの時間を競います。 ・右下の耐久力ゲージが無くなるか時間が10分経過するとゲームオーバーになります。 ・左下のマップにターゲットは黄色、障害物は赤で表示されるので活用すると多少は便利かも。 【操作方法】 基本的にカーソルキーのみで前進・後退・旋回の各動作を行います。 カーソルキー↑↓ : 前進・後退 カーソルキー←→ : 左旋回・右旋回 ゲーム開始してゲーム画面になったら 自機が移動(キー入力)した瞬間からタイム計測を開始します。 【タイム短縮のヒント】 1.やはり操作に慣れる事が一番の条件ですが機体に慣性(というより惰性)が 強く働くのでキー入力は早目に入れて早目に離すようにすると操作し易いように思います。 またスピードが速いと旋回半径が大きくなるので急角度で曲がりたい時は 前進キーを離すとかなり切れ込んで曲がってくれます。 2.コース取りはタイムに大きく影響します。 出来る限り直線的かつ減速しないようなコースを見つける事で大幅にタイムが短縮できるでしょう。 多少危険なルートでも耐久力に任せて強引に進むのもタイム短縮には必要かも? 3.前進だけでは壁を破る事は出来ません。 旋回移動だけではどうしてもタイムロスが多くなってしまいます。 バック移動を極める事で驚くほど平均タイムが縮まる事でしょう。 じつは仕様的にバックの方が引っかかり難かったりするかも? 4.プログラムの穴を突ければ・・・? マップを見ればわかると思いますが、あからさまに一箇所怪しい壁がありますね。 そこに気付くとやはり一度はやってみたい事があるでしょう?(笑) ちなみに障害物にぶつかっても内部的にスピードはゼロにはなっていないので 下手に回り込むより多少擦ってでも最短距離を進んだ方が速くなる場合もあるかも? 5.裏技? 実はゴールorゲームオーバーになった後も時間計測以外の各種判定は継続しています。 最初はゴールした後のブービートラップとして面白いとあえて残してあったのですが 逆もまたあるという事ですね、という事は・・・? ちなみに私の非公式での最高タイムは27秒台前半ですが HSPTV上では26秒台も出ている様で凄いですね。 理屈上ではおそらく25秒台ぐらいまでは出せると思うのですが そこまで完璧な操作は私には絶対に無理です(汗) ・・・と書いて更新しようと思ったら25秒台が出てました(汗) 一体どれ位やり込んでくれたんでしょう・・・? 【言い訳他】 最初の構想から約2年、OBAQの力を借りてようやく完成までこぎつける事が出来ました。 本来は2008年のコンテストに応募する予定だったのが延びに延びて2010年度の公開と なってしまったのはここだけの秘密です(汗) まぁその結果、コンテストの初期に応募できたのでデバッグとスクリプトの見直しに時間がとれ start.axのサイズ削減により文字の表示やランキングのコメント機能等を追加で実装する事が出来たので あながち悪いことばかりでもなかったのかなとも思います。 ちなみに当初の予定から削除した要素はテールローターの回転の表現や プロペラが一定時間以上障害物に接触すると胴体から外れて吹っ飛んでいきそのまま墜落 風圧で埃が舞い上る・・・ぐらいでしょうか。 それぞれ一応テストで実装してみたのですが容量を喰う割に大きな効果が無かったので 効果音の追加や演出の強化の方に容量を割きました。 サイズ制限が8000バイトぐらいだったなら全ての要素を入れて見た目ももう少し派手に出来たと思いますが そこまで行くとショートプログラムとは言えないような気もしますね(苦笑) なにはともあれ、自己満足度は結構高いのでプレイした人に少しでも楽しんでもらえれば幸いです。 初投稿から細々と修正を繰り返してきましたが今回の更新でサイズが6000byteちょうどになったので 今度こそこれが最後の更新だと思います。 【OBAQ.DLLについて】 OBAQ.DLLは素晴らしいプラグインです。 これが無ければR_Tryの完成はもっと遅れたかもしれませんし、これほどの要素を入れる事も 出来なかっただろうと思います。 OBAQは物理エンジンとしても面白いのですが個人的には高度な当たり判定(コリジョン)機能に とても心惹かれました。 可能であるならコリジョン機能をHSPの標準命令に取り入れてライセンスフリーにしてくれたら ゲーム製作においてHSPのとても大きな武器になるだろうと思うのですがやはり難しいですかねぇ・・・ コンテストでの利用が増えてくれるとOBAQの魅力をもっと広められるのでしょうが どうしても物理エンジンとしての利用に囚われてしまい使い方が偏ってしまうのが勿体無い気もしますね。 演算・判定・表示を少ない命令で出来るのでサイズ制限のあるHSPTV部門で特に力を発揮できる気がします。 もっと多くの人に使ってもらいたいですね。 ついでにHSPTV部門の作品数も増えてくれれば尚良しです。 【更新履歴】 2010.08.15 ver1.0 初版完成 2010.08.16 ver1.1 スクリプトの見直しによりコメント機能の追加とパラメーター調整 2010,08.16 ver1.1b 再度パラメーター調整 2010.08.17 ver1.2 MIDIデバイスの開放に失敗していたのを修正 スクリプトの軽量化と演出の追加 2010.08.17 ver1.2b 効果音の調整 FPS確認用スクリプトを説明書に添付(削除) 2010.08.18 ver1.2c ○○○○○の設置(削除) 2010.08.19 ver1.3 OS毎の処理速度の違いを解消する為にawait 30で再調整 タイトル画面を変更 2010.09.12 ver1.4 30位未満のクリアタイムではコメント入力ボックスを表示しないように変更 ランク表示の変更 タイム表示の修正 2010.10.04 ver1.5 ランキングが重複してセーブされてしまう事があるのを修正 タイトル画面でローター音が鳴り続ける事があるのを修正 【製作者】 あり