シナリオ1(1555年・大名数51)

 ・北条氏康
  関東地方にて2か国領しており、周囲には
 同盟国も多くあります。
  当面の攻め口は房総の里見か、南上野の
 長野に限定され、取り易いのは断然、長野です。
 但し上野へ侵出してしまうと、里見に後ろを
 取られ、その後の展開が膠着してしまいがち。
 里見が下総も領する展開になったら、猶のことです。
  先ず里見をじっくり攻め滅ぼしてから北へ進んだ方が、
 後々、楽かも知れません。
  家臣は2人ですが、それぞれ使いではあるでしょう。

 ・今川義元
  中部地方に3か国を所有しており、
 有能な家臣もいます。
  但し太原雪斎は健康状態に難があるので、
 彼の存命中に中央への突破口を開けるか
 どうかが、その後の展開を大きく左右することに
 なるでしょう。
  三国同盟によって後顧の憂いなく中央を目指せ、当面、
 多面作戦を必要としない点でも、楽に勢力拡大できる
 でしょう。

 ・三好長慶
  所領は近畿と南海にまたがっており、
 波多野氏を麾下としています。但し、所領を
 接してはおらず、支配力は低いでしょう。
  史上では将軍家と折り合いを付けた
 長慶ですが、いつでも滅ぼせる状態にはあります。
  先ず、近畿で勢力を伸ばすか四国制覇を目指すか、
 何れかを選択するのが賢明でしょう。
  本願寺と同盟を組み、これに山城を取らせると、
 四国制覇を目指す場合には、かなり楽になるのでは
 ないでしょうか。

 ・大内義長
  中国地方2か国と九州豊前を領しており、
 大友とは同盟です。
  当面の敵は毛利と尼子です。毛利には
 有能な家臣が揃っており、滅亡まで
 追い込むのには、かなり時間を要します。
 当面は同盟を組むか、経略で追い込んで
 動きを封じ、尼子攻めに傾注するのが良いでしょう。

 ・大友宗麟
  九州にて2か国所有し、大内・有馬・阿蘇との
 同盟により外敵も限られ、勢力扶植への
 障害は、地理的環境の割には少ないでしょう。
  早急に侵略しやすいのは四国ですが、先ずは
 九州制覇を目指した方が、後々の展開を楽に
 するかと思われます。九州制覇の後、四国出兵です。
  家臣はそれぞれ有能ですが、当主能力の初期値が
 あまり高くないので、能力値のカスタマイズを
 しない場合は、家臣運用の訓練にもなるでしょう。

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