ダウンロードしてみました。その上で、言いたいことをまとめました。
【要修正】
・まあエディタ部分がモロに「mesbox」(複数行のエディットコントロール)なのは
まだいいとして、どうして何もしていなくてもタイトルバーがちらつくのでしょう?
Process Explorerで確認するとCPUを2%(1コアだけ)ほど使用していました。
要するにループとかでCPUリソースを無駄に食っているものと思われます。
・関連付けされているにも関わらず、tesファイルを開くと「Startup failed.」と
表示されてしまいます。これでは関連付けされている意味が無いじゃないですか。
なお、64bitWin7、インストールパスはデフォルトの「C:\T-EG-Script」でした。
・エディタを起動して「ヘルプ(H)」→「ヘルプ Ctrl+H」と押してもヘルプが表示
されませんでした。普通に不便なので修正をお願いします。
・「goto」命令がラベルでなく行番号にジャンプする仕様なら、当然エディタにも
行番号が表示されてしかるべきでしょう。せっかくエディタ機能が付いている
のに、行番号が表示される他のエディタで書けということなのですか?
・プログラムを書いて実行しようとするとまたもや「Startup failed.」が出ました。
以前の経験から、start.axが足りない時に出やすいエラーだと考えて、わざわざ
エディタのソースコードをダウンロードしてHSPでコンパイルしてstart.axを
コピペしてから実行させましたが結果は変わりませんでした。修正して下さい。
【不満・要望】
・生まれたばかりの言語なので、「とりあえず試してみたい」という私のような人は
多いはずです。しかし、必ずインスト―ラでインストールしないと使えないとなると、
試すのを躊躇ってしまう場合が多いのではないかと思います。
(ちなみにレジストリを弄ることは「汚す」としばしば表現されます。
もちろん関連付けにはレジストリ編集が必須ですが、ガッツリ使う場合はともかく
テストするためだけにレジストリを汚されるのは嫌がる人も多いものです)
TEGの開発趣旨からすると適切な例えではないかもしれませんが、おにたまさんが
HSPのベータ版を配布する際は、インストーラ版だけでなくzip版もダウンロード
できるようになっています。
その点を真似ればさらに試しやすいのではないかと思われます。
・フォント設定がフォント名をそのまま入力するようになっています。
インストールされているフォント一覧を出す方法はググればすぐに出てきますし、
http://fs-cgi-basic01.freespace.jp/~hsp/ver3/hsp3.cgi?print+200510/05120037.txt
フォント選択ダイアログを出すという方法もあります。
http://lhsp.s206.xrea.com/command/font.html
http://hspnext.com/hspkura/hspkura06.htm
どうせ出鱈目を入力しても無視されるのですが、できれば修正するべきです。
・ファイルをエディタにドラッグ&ドロップして開く機能が欲しいです。
また、例えば「editor.exe filename.tes」などとコマンドライン引数で開ける
ようにもして欲しいです(そうすると外部ツールから弄りやすいので)。
・変数を作れとは言いませんが、フラグ管理ができないとADVすら作れないと思います。
・「mode」命令の存在からして、命令に複数の引数が取れないのは仕様なんですか?
・「mic」命令に「WAVを推薦しています」とありますが、「推奨」の間違いですよね?
・「key」命令があるのでしたら、せめて文字からキーコードを取り出す命令か、
指定文字をそのまま指定して設定できる命令を用意するべきです。
「KC.exe」を別途配布して済ませるのは正直言って手抜きだと思います。
【その他感想】
・インストールパスがデフォルトでCドライブ直下なのは、一瞬何事かと思いました。
(古いソフトだと割りとよくある手法)
ですが、管理者権限云々でProgram Filesフォルダが使いづらい現状を考えれば
妥当な判断と言えます。そもそもzipで配布していればそんな苦労も不要ですが。
・「2、TEGに向く人向かない人」以下の記述がはっきり言って寒いです。
HSPですら教育現場であまり使われないというのに……。
・あまり意識してませんでしたが、改めて見直すと利用規約の内容が雑だと思います。
自分で「聖典」と呼ぶぐらいのものでしたらもっとしっかりしたものを書いて下さい。
・1.0.0.3に更新した、というスレタイなのにダウンロードしたら1.0.0.2でした。
理不尽です。