2006/5/20(Sat) 16:37:39|NO.796
Dripです。
> hgimgだったとは、盲点でした。
間違えないでください。clsblur命令は
hgimg.dll , hgimgx.dll , hgimg3 で使用可能です。
> 現状のヘルプには、「プラグイン:hgimg3」
正しい記述です。正ただ、確には
プラグイン:hgimg.dll or hgimgx.dll or hgimg3 となるべきです。
HGIMG3のclsblurによるブラー効果とselefxによる半透明効果は全くの別物です。
clsblurによる残像処理は、非常にアナログな方法で行われているようです。
一部のノートパソコンや、オフィス用にカスタムされたパソコン等で、
一般保護エラーが出る場合があります。
clsblurはメインスクリーンを半透明でクリアしているだけなので、画面中がオブジェクトで
埋め尽くされている場合、残像は一切発生せず、clsblur命令は全く役に立ちません。
> hgimg3で「半透明」を使うこと自体が「ブラー命令使用で不正処理終了」が起きる可能性と
> 同程度のリスクなのでしょうか?
さほど大きく関係していません。リスクに関しては次をお読みください。
> どのくらいの「一部」かわかりませんが、これの危険があることを知ったら、
> ちょっと実験する気がダウンしました。
DirectXを使用するhgimg3では、clsblurに限らず常に動作不良の危険が付きまといます。
まだ多くのPCには、
・テクスチャサイズは2の乗数でないと正しく表示しないもの。
・テクスチャサイズは256pixelの正方形でないと正しく表示しないもの。
・メインスクリーンより大きなテクスチャを使用するとエラーするもの。
・特定の条件下でDirectXの初期化に失敗するもの。(ゲームそのものが起動できない)
・単純にVRAMが少なく、メインメモリを使用することもできずエラーするもの。
・古いPCでろくろくDirectXの機能をサポートしていないもの。
などなどがあります。(ほんの一部です。)
ですから多くの3DPCゲームメーカーは、バグチェックに多くのPCとパーツを用いて
チェックしています。ユーザーから動作不良の報告があった際にはフィードバックと
不具合の発生した機種の調査などにもお金を裂いています。
※こうしてみるとこのようなリスクが全く存在しないhgimg.dllはやはり最高の
3Dソフト開発プラグインですね。是非レギュラーに復帰してただきたいです・・;余談でした。
結論としては、まだ発展途上のHGIMG3を使用したソフトが、如何なる環境でも動作することを、
現状では期待すべきではありません。
信頼できるシステムかどうかは、実際にソフトをリリースし、ユーザーからの反応を見て
見極めることです。
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