「HSPプログラムコンテスト2022」に応募いただきありがとうございます。
おかげさまで、多くの作品エントリーを受け付け盛況のまま締め切ることができました。
コンテスト審査の結果、以下の42作品を入賞作品として選考致しました。
コンテストに参加いただいた作者の皆様、協賛企業様、そして応援してくれた皆様、本当にありがとうございました。
これからも、引き続きHSPとそのコミュニティをご支援いただければ嬉しいです。
受賞された作者の方々には、後ほどメールにてご連絡をさせて頂きます。その際に掲載された内容についてご確認下さい。
12月3日になっても連絡を受け取っていない入賞者の方は、コンテスト事務局までメールにてご一報くださるようお願い致します。
2022年12月1日
HSPプログラムコンテスト2022 実行委員会
総評
渋谷の駅前の地下の喫茶店。私の記憶が確かなら、クックブックの打ち合わせの時にコンテストをやろうと言ったのがきっかけだと思う。
学校の教材のように、メインのHSP本、サブで図版の多いクックブックを用意して、ユーザーが参加できるコンテストで腕試しをしてもらう仕組みを考えた。カメラメーカーがフォトコンテストを主催するように、HSPのプログラムコンテストを主催すれば、ユーザーのやる気も出るに違いないと考えたわけだ。
コンテストは毎年盛り上がってゆき、ついに20周年を迎えた。ユーザーがHSPを楽しむというコンテストの目的は達成されたようだ。満足とともに、時の経つ早さを実感している。
HSPでプログラムを楽しんだ小学生が大人になったりするのをみてると、私たちの活動が無駄ではなかったと思う。今後も全ての人がHSPで楽しんでもらえらばいいなと思う。
20年、ありがとうございました。
審査員 うすあじ
ついについについに20年目!!!なんてことでしょう。HSPもこれでとうとう酒タバコ解禁のオトナですね。去年が19年目だったので当たり前なのは分かっているのですが、しみじみ実感しています。
嗚呼、人生は短い。これだけの年月を経て、年によってのバラつきはあっても応募作が一向に乏しくなっていかないことにもあらためて驚きを禁じ得ません。すべてのHSPユーザーと作者の皆様、ありがとう本当にありがとう。そして、愛知りそめし頃にHSPを見つけて全力応援した当時の自分の肩を(大したことはしてないのは自覚してますが)よくやった20年だぞオイ!と叩いてあげたい気分です。
さて感激のあまり前振りが長くなりましたが、今年のコンテストもお馴染みのベテラン勢の玄人はだし作品が凄すぎて感心するばかりでなく、お金なんかちょっとでちょっとでフワフワ〜♪と口ずさみたくなってしまう怪しくもキュートな作品や小学生で既にHSP歴2年とかいう強者もいたり、学校の先生がいたりと作者も若年層から壮年まで老若男女と幅広く。一つ一つの作品がアイデアやウィット、熱意に溢れ、力量もまた逞しく、例年違わず注目に値するものとなっており、審査とはいえ大変楽しくプレーさせていただきました。また、作者のポテンシャルをHSPが引き出し、応えるものになっているとも感じられ、嬉しくもなりました。
これから先もどこまで続けられるのかは分かりませんが、今はこの20年目を節目として次の10年! を目指していきたいと思います。ニッポンをカッコよく!!!以上
審査員 悠黒 喧史
アイデアに満ち溢れた作品が多く、遊び始めるときはいつもワクワクします。
何かと何かを組み合わせた新しい面白さ以外にも、表現したいものが強くにじみ出ている作品も多く、ただならないポテンシャルを感じる。
プログラミングを通して想像したものを表現することを楽しんでいる、本当に素晴らしい作品ばかりでした。
協賛社 ふりーむ!様
思えば遠くまで来たものです。20年が経ってソフトウェアの技術も、コンピューターの性能も大きく変わりました。
20年前はまだHSPバージョン2.6でしたが、今はバージョン3.6まで来ました。ゆっくりとした変化ですが、その間も多くの人に親しまれ作品作りのために使われてきたことを本当に感謝しています。
BASICという言語は初心者でも扱える手軽さを利点として今でも親しまれています。HSPが目指している方向もそんな所にあるのだろうと思っています。
多くの人に手伝って頂きながら現在もメンテナンスを続け、最新の環境にも対応できるよう更新が行われています。
そんなユーザーの皆さんとの大きな交流にもなっているHSPプログラムコンテストという場を、これからも大切にしていきたいです。
多くの皆さんが作品を作り発表することが、運営している我々にとっても大きな原動力になっています。
単一のプログラミング言語でこれだけ多様性のある作品が集まるコンテストは珍しいのではないでしょうか。
何げないきっかけで作られた作品から、時間をかけて魂を注いだ作品まで一人一人の想いが集まって大きな場を作り上げてきました。これからもその大切さを感じながら作品を見ていければと思っています。
多くの個性ある作品が作られることを心から願っています。これまでご応募頂いた作者の皆様、協賛社、後援者、そしてコンテストのサイトを訪れて作品を見てくれた皆様、本当にありがとうございました。
審査員 おにたま