暗号化技術が優れていてもセーブデータのファイルが流れてしまうと
それを上書きするだけでゲームを進ませてしまいます。
そのため、ユーザーに割り当てられる変化しないユニークな文字列を
使うことが好ましいです。
下のスクリプトではステージデータにユーザー名を付加して
MD5で暗号化しています。
//パスワードは「stage01」です。
#include "hspinet.as"
sdim con, 256 ; ステージ情報
sdim pass, 256 ; 暗号化済みステージ情報
con = "stage01" + sysinfo(2) ; ステージ名 + コンピュータ名(仮)
varmd5 pass, con, 64 ; MD5を取得
sdim buf, 64
sdim ret, 256
sdim tmp, 256
input buf, 120, 20
button "認証", *chk
stop
// 確認
*chk
tmp = buf + sysinfo(2)
varmd5 ret, tmp, 64
mes "暗号化されたステージ名 : " + pass
mes "入力されたパスワード : " + buf
mes "仮の情報を付加 : " + tmp
mes "暗号化 : " + ret
if pass == ret : mes "認証成功\n" : else : mes "認証失敗\n"
stop
ただし、ユーザー名は変化しますし、これではコンピュータの乗り換えなどで
データが引き継げなくなってしまいます。
Windowsにはユニークで変化しないファイルがたくさんありますので
それを使ってみるのもいいかと思います。